和の食材を通じて人々の豊かな食生活に貢献したい-それがアサダの理念。そこで重視しているのが素材の安全性で、どの産地で生産され、どう栽培されているかまで把握し、高品質な野菜だけを調達。厳選した最高の素材だけを扱うこと、それはアサダの創業以来から続く企業姿勢です。また、商品の製造においてはより味わい深い風味を活かすための様々な工夫や食品添加物を使わないなど、体にやさしい商品開発にも努めています。
食の安全性と品質への妥協なきこだわりはアサダの使命。原材料、製品を調達した後は社内における理化学検査等により、入念なチェックを行います。また、自社商品開発に関しては定期的な製販会議で「味わいづくり」を検討。品質管理と営業が一体となって、新商品開発、既存商品のリニューアルに取り組みます。品質管理担当者は商品、原材料の品質保証業務や、仕様書作成、その管理、お客様への窓口業務にあたっています。
人々の食生活、食のニーズは時代に応じて変わります。また、地域ごとに味も好みも変わります。そうした様々な要望に対応することもアサダの役割。商品は実に1000種類以上に及び、生み出される新商品も多数。全国47都道府県に広がる取引先とのパイプが豊富な情報収集を可能にし、新たな商品開発に活きています。食の創造企業として、全国の多様な食のニーズに対応できることもアサダの大きな強みです。
漬物、惣菜は古くから日本に伝わる和の味。先人の知恵や工夫で作り出された伝統的な味を継承し、伝えることも大切ですが、少子高齢化の進む現代社会に新しい食シーンを創造することも大切だとアサダは考えています。そこで重視しているのが、市場動向に応じた商品開発や漬物、惣菜からつながる周辺分野への用途開発。素材の可能性を最大限に引き出すべく、次なる商品戦略を推進しています。